しろうジャーナル 掲載記事ブログ

<< 会員リレーエッセイ vol.4 溝田瑩貴(たまき) | main | 流行が続いている 水ぼうそう情報 >>
リレーエッセイ vol.5 小森美奈子
0

    私がこの小児医療の会に参加したのは、今は10歳になる子ども達が4歳のときです。
    我が子は双子で、双子を出産したからこそ、この会に参加したのかもしれません。
    この会に参加するまでの気持ちを少し振り返ってみたいと思います。

     

    私は、臨床検査技師(血液の分析や心電図を撮ったり、エコー検査などを行う技師)として仕事をしていました。
    結婚してから数年、子どもが欲しいと思っていましたが、なかなか授からず「仕事を続けながら不妊治療をしたい」と
    職場に話し、不妊治療を受けていました。3年ほど不妊治療を続けても妊娠せず、年齢のことも気になりはじめました。

     

    仕事をしていたから妊娠できなかった…という後悔はしたくないと、当直業務のない病院に職場を変え、
    不妊治療はしばらくお休み。あと1回だけ治療を受けようと考えていた矢先に、自然に妊娠しました。

     

    病院で双子であることが判明し、妊娠して嬉しいはずなのに、心配になってしまいました。経過も色々ありましたが、
    28週で管理入院をしたら、切迫早産の状態で「
    NICU(新生児集中治療室)のある病院に転院をするか?」と
    聞かれました。

     

    「都内ではNICUが不足してある。早産になったとしても受け入れ先が見つからないことや、子どもが別々の病院に
    なってしまうこともある」という話も聞き、こんなに病院がたくさんある東京で、どうしてそんなことがあるのだろうか?と
    不安な気持ちになりました。

     

    結局、私は管理入院をした病院で、36週で双子を無事出産することができましたが、産後、『コンビニ受診』といった言葉を
    聞き、これから子ども達の医療がどうなって行くのか?そこで働いている医療者の思いはどのようなものなのか?など、
    心配になりました。

     

    そんな時、この『知ろう小児医療守ろう子供達の会』のことを取り上げたNHKのニュースで「お母さんがお医者さんを救う」と
    いった内容を知りました。お母さんがお医者さんを助けることができる!?とても驚くと同時に、私にも何か出来るかも
    しれないと思いました。

     

    何かしたい、我が子達がきちんと医療を受けられるようになって欲しい…そんな思いで、代表の阿真さんに連絡をしたことが、
    入会のきっかけです。その頃は仕事も再開していましたが、メンバーと会い、話し合いながら活動を進め、子どもの病気に
    ついてのお話を、様々な小児科の先生から聞くこともできました。

     

    我が子は4歳までに脱水や肺炎で何度か入院をしました。働く母として子どもを預けること、子どもが病気の時の親としての
    対応など、医師からだけでなく、メンバーのみんなからも多くを学びました。みんなと会って話した経験が、今私が地域で
    様々な活動を行う上での基礎となっています。

     

    私の住む調布市には大学病院や医療センターなどがあり、医療的には恵まれています。でも、市民が正しい知識を持って
    病院にかかることは、どこに住んでいても大切なことです。『知ろう!』をキーワードにするこの会の活動は、
    とても大事であると考えています。地元でも医療のことを知る、病気のことを学ぶ、といったことを広げて行きたいと
    思っています。

     

    子どもが大きくなってくると病気になることも少なくなりますが、これからも会の活動に関わり、学び、それをアウトプット
    できるような環境にしていきたいと思っています。具体的なことはまだまだですが、これからの目標にしたいと考えています。


     

    | shirouiryo | 会員によるリレーエッセイ | 01:32 | - | - | - | - |
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930 
    << June 2017 >>
    + SELECTED ENTRIES
    + CATEGORIES
    + ARCHIVES
    + MOBILE
    qrcode
    + LINKS
    + PROFILE