しろうジャーナル 掲載記事ブログ

知っておきたい子どもの事故の基礎知識
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    (編集 玉木 美企子)

     

    「子どもの事故病気 いざというときの対策」について、

    行政保健師・看護師の横内瑠里子さん、医師の佐山圭子先生にお話を聞かせていただきました。

     

    1)子どもの成長に合わせた事故発生の注意ポイント

     

    日々変化する子どもの成長は喜ばしい反面、思わぬ危険につながる可能性が増えることにもなります。

    発達段階に応じた、「とくに注意すべきポイント」を押さえておきましょう。

     

    ・0〜3ヶ月ごろ・・・「窒息」

    まだねんねの赤ちゃんは、周囲の環境をよく確認しガーゼや寝具等が顔にかかって窒息する危険を回避しましょう。

     

    ・3〜7ヶ月ごろ・・・「転落」

    首がすわり寝返りをするようになるころは、ベッドやソファ等からの転落に注意を。

     

    ・7ヶ月〜11ヶ月ごろ・・・「誤飲」「打撲」

    一人座りをし、ハイハイ・つかまり立ちを始めると増える、誤飲。お座りが安定しないことによる「打撲」の危険も高まります。

     

    上記はあくまでも目安。予測のつかない動きもあるため、

    とくにベッドからの「転落」は生まれてすぐから注意が必要です。

    また、子どもは日々成長するため、「昨日できなかったことが今日できる」 こともあると、頭に入れておきたいものです。

     

    ●室内での「溺水」にも注意

    プールや海・川だけでない、家庭での「溺水」はとくに1歳前後で多く発生していると言われています。

    ほんの2〜3センチでも水が溜まっていれば溺水の可能性があるため、

    ・子どもが小さいうちは風呂の湯を抜く

    ・子どもだけで浴室に入れない

    ・大人が髪の毛を洗うときは子を浴槽から出す

    ・子どもを浴室で一人にしない

    など浴室での注意のほか、公園やマンションのエントランスなどの水場にもじゅうぶん注意しましょう。

     

    ●「非日常」な場所・時間で思わぬ行動に

    来客時や旅行中など、いつもと違う状況に置かれた子どもは、

    はしゃいだり、思わぬ行動で事故に遭うことも多いもの。

    はじめて行く場所では段差や水場などあらかじめ危険箇所の有無を確認しておくとよいでしょう。

     

     

    2)事故の予防と対策〜窒息の予防は、目配りと日ごろの「安全教育」から

     

    事故をどう防ぐか。もしも事故が起きてしまったら、どうするか。

    「窒息」「誤飲・誤嚥」に絞って、お聞きしました。

     

    ・子どもの身の回りに危険なものがないか、まずは確認!

    子どもが小さなうちは、時々床にうつぶせになって、

    子どもの目線で危険なものが落ちていないかを確認することにも大きな意味があります。

     

    ・誤飲による窒息の可能性がもっとも高まる「食事中」はとくに注意。

    ふざけたり仰向けになったりしない、口に大量に詰め込まない、よく噛む、など

    日頃からマナーを身につけられるように伝えましょう。

    (周囲の迷惑だから、ではなく、それが自分のいのちを守ることになります)

     

    ・「異物が喉に詰まる」以外の窒息も

    ビニールなどの袋をかぶる、マフラーの巻き込み、スタイのひも、

    シートベルトやカーテンタッセルが首にからまるなどの窒息の危険も。

    乳児はまず環境を確認し、成長とともに「袋をかぶることの危険」等を伝えます。

    フードのある服のひっかかりにも注意が必要です。

     

    ・万が一、窒息(異物)をしたら?

    異物の除去に効果的な「背面殴打法」は、人形を使った練習をしておくのがおすすめです。

    人形を実際に叩いてみて感覚をつかんでおくことが大切。

    「こんなに強く叩くの?とびっくりされることもありますが、窒息しているなら、

    たとえ骨が折れても異物を取り除くまで背面殴打を行うほうが大切です」

     

    ・窒息以外の誤飲・誤嚥〜吐かせて良いもの、いけないもの

    「吐かせてよいものと悪いものがある」と、よく耳にしますが、

    「食道を再度通ることでかえってからだを傷つけるおそれのあるものは、吐かせない」

    と覚えておくとよいでしょう。

    (例:針などのとがったもの、揮発性の高いもの、強アルカリ、強酸などのもの)

     

    ・タバコ・薬品等を飲み込んだら、「中毒110番」に相談がおすすめ!

    http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf

    一般専用電話(情報提供料:無料)

     大阪  072−727−2499  365日 24時間

     つくば 029−852−9999 365日 9時〜21時

    たばこ専用電話(情報提供料:無料、テープによる一般向け情報提供)

     072−726−9922   365日 24時間

     

    たばこは誤飲のなかでも際立って多いため、専用電話が設けられています。

    とくに気をつけたいのが「たばこ水」。バーベキューや花見など、

    屋外で食事をする際に大人がペットボトルなどに作ってしまうことが多いものです。

     

    子どもはジュースの入れ物があったら、中身など確認しないで飲んでしまうことが多いが、

    たばこ水は理論上、10ccで致死量になる。

    たばこそのものを食べてしまうよりも一度に大量に摂取できてしまうため、本当に注意が必要です。

     

    ※電子たばこと加熱式たばこについて

    さまざまな種類があり一概には言えませんが、

    電子たばこでも海外製のものはニコチンが入っているものがあったり、

    加熱たばこに関してはたばこの葉を使用しているので、ニコチンやタールは必ず含まれています。

    匂いや煙が少ないという情報だけで安全なイメージがあるのかもしれませんが、

    直接喫煙も受動喫煙も有害であることは変わりないという認識が必要です。

     

    3)安全教育って?

     

    生後10ヶ月ごろからは大人の語調や雰囲気で「してはいけないこと」を理解します。

    早いうちから安全教育を行いましょう。

     

    ---

    10ヶ月ごろから・・・「いけません」で手を引っ込められます

    1歳ごろから・・・親の要求が理解できます

    1歳半になると・・・簡単な命令(指示)を実行できます

    ---

    ※月齢・年齢はあくまで目安で、個人差があります

     

     

    さいごに)

     

    1960年以来、日本における1〜19歳未満の子どもの死因の1位は、ほぼ変わらず不慮の事故。

    不慮の事故は子どもの安全や生命を脅かす最大の健康問題と捉え、

    親ができる予防策、気をつけられることを実践していくことが大切です。

     

    国民生活センターHP「子どもの発達と起こりやすい事故」PDF

    http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201210_01.pdf

     

     

    ■Safe Kids JapanのHP

    イラストや動画もあり、見やすい!

    年齢や実際に起きた事故の事例から、予防法がわかります。

    http://safekidsjapan.org/share/

     

    ■消費者庁のHP
    事故事例が数多く掲載され、年齢ごとに子どもに起きやすい特徴がわかります。

    http://www.caa.go.jp/kodomo/experiences/index.php

     

    どちらのサイトも、実際にあった事故の体験談を募集しています。

    自らに起きたことを公開することで、次の予防につなげられます。

     

    uto0214

     

    | shirouiryo | 子どもの事故予防 | 13:55 | - | - | - | - |
    まずは誤飲対策から身につけよう〜子どもの事故病気 いざというときの対策講座より〜
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      〜まずは誤飲対策から身につけよう〜

      【子どもの事故病気 いざというときの対策講座(入門編 座談会)】

       

      会員の玉木です。

      阿佐ヶ谷の産業商工会館にて、子どもの事故病気対策を学ぶ入門編の講座を開催しました。

       

      構成は、講師の横内瑠璃子先生からのお話しと、誤飲対策としての「背面殴打法」の実習。

      そして後半は参加者自身が子育てのなかでの「危ない!」経験を話す「ヒヤリ・ハットシェア」。話された内容を今後に生かすべく、横内先生に加え、ひだまりクリニック院長の佐山圭子先生にもアドバイスを頂戴しました。

       

      内容を、シェアさせていただきます。

       

      【知っておきたい子どもの事故の基礎知識〜横内瑠里子先生より】

       

      まずは現役小児科看護師である横内先生より、子どもの事故の傾向や、知っておくべき危険なポイント等をお話しいただいたうえで、「背面殴打法」の実習をしました。

       

      〔おはなしより〕

       

      ポイント1)

      子どもの成長に合わせた事故発生の注意ポイントを頭の片隅にとめながら、小さなうちから安全教育をはじめよう。

       

      ---

      成長に応じ、変化する「危険」

       

      まだねんねの0〜3ヶ月は「窒息」(吐乳のほかガーゼや寝具等が顔にかかって窒息することも)。

      首がすわり寝返りをするようになる3〜7ヶ月は「転落」(ベッドやソファ等から)。

      一人座りをし、ハイハイ・つかまり立ちを始める7ヶ月〜11ヶ月ごろは「誤飲」の危険が増えるほか、お座りが安定しないことによる「打撲」が増えていく・・・。

      このように、「成長に応じた危険発生の可能性」を日々、考えておくことが大切。

      しかも、子どもは日々成長するため、「昨日できなかったことが今日できる」ということも、理解しておくべき。

       

      子どもへの安全教育

       

      生まれたてはさすがに難しくても、乳幼児も「いけません」は理解できる。早いうちから安全教育を。

      【10ヶ月〜はじめられます!】

      ---

      10ヶ月ごろから・・・「いけません」で手を引っ込められます

      1歳ごろから・・・親の要求が理解できます

      1歳半になると・・・簡単な命令を実行できます

      ---

       

      ポイント2)

      事故の予防と対策

       

      では、どう防ぐか。もしも事故が起きてしまったら、どうするか。

      「窒息」「誤飲・誤嚥」に絞って、お話しいただきました。

       

      窒息の予防は、目配りと日ごろの「安全教育」から。

       

      ・子どもの身の回りに危険なものがないか、まずは確認!

      ・誤飲による窒息の可能性がもっとも高まる食事のとき。ふざけたり仰向けになったりしない、口に大量に詰め込まない、よく噛むなど、日頃からマナーを身につけられるように。(迷惑をかけるかけないではなく、それが身を守るということ)

      ・小学校にあがるくらいまでは、おもちゃを口に入れながら遊んでいないか注意が必要。きちんと言い聞かせる。

      ・小学校以上の子どもには、どんなことが窒息事故につながるかを教えてあげる。

       

      ※子どもが小さなころは、時々床にうつぶせになって、子どもの目線で危険なものが落ちていないかを確認するなども大きな意味があります。

      ※袋をかぶって遊ぶ、マフラーの巻き込み、スタイのひも、シートベルトのからまりなど、異物のない酸素欠乏にも注意しましょう。

       

      【実習】万が一、窒息をしたら?

       

      誤飲による窒息の対処として、人形を使い、「背面殴打法」の練習をしました。

       

      窒息以外の誤飲・誤嚥、

      吐かせて良いもの、いけないもの

       

      食道を再度通ることでかえってからだを傷つけるおそれのあるものは、吐かせない。(例:針などのとがったもの、揮発性の高いもの、強アルカリ、強酸などのもの)

       

      タバコ・薬品等を飲み込んだら、「中毒110番」に相談がおすすめ!

      http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf

      □一般専用電話(情報提供料:無料)

       大阪  072−727−2499  365日 24時間

       つくば 029−852−9999 365日 9時〜21時

      □たばこ専用電話(情報提供料:無料、テープによる一般向け情報提供)

       072−726−9922   365日 24時間

       

      ※たばこは誤飲のなかでも際立って多いため、専用電話が設けられている。とくに気をつけたいのが「たばこ水」。バーベキューや花見など、屋外で食事をする際に大人がペットボトルなどに作ってしまうことが多い。子どもはジュースの入れ物があったら、中身など確認しないで飲んでしまうことが多いが、たばこ水は理論上、10ccで致死量になる。たばこそのものを食べてしまうよりも一度に大量に摂取できてしまうため、本当に注意が必要です。

       

      ---

       

      さいごに)

       

      1960年以来、日本における1〜19歳未満の子どもにおける死因の1位は、ほぼ変わらず不慮の事故。

       

      不慮の事故は子どもの安全や生命を脅かす最大の健康問題と捉え、親ができる予防策、気をつけられることを実践していくことが大切です。

       

      ★国民生活センターHP「子どもの発達と起こりやすい事故」PDF

      http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201210_01.pdf

       

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      【ヒヤリ・ハットシェア】

      +++

      子どもが1歳半のとき、ベビーカーで散歩から帰った際、マンションの玄関で

      インターホンを自分で押したがった。家に帰ってきた安心感もあり、

      ベビーカーのベルトを外して、ベビーカーの上に立ち上がらせたところ、

      バランスを崩して後ろに転倒。大理石風の床に後頭部を強打(高さ1mくらいか

      ら)。

      すぐ大泣きしたが、その後(普段は寝ない時間に)2時間以上熟睡。

      すぐに病院に行って脳をしらべるべきか迷ったものの、起きたらほぼ

      いつもどおり だったため経過観察。その後1か月ほどはかなり心配し、

      自分の対応を責めた。(薄い布地ではあるが、帽子をかぶっていたことが幸いし

      た模様。)

       

      ⇒大丈夫な場合がほとんど。責めることは、ない。

      高い場所からの落下は危険だけれど、ベビーカーはそれ程の高さでもないので。

      注意、そして2〜3日の観察が重要。

       

      +++

       

      新居を見学に行った。親はいろんな部屋を真剣に見て回っていたが、

      子どもは障子が珍しく障子を上へ上へとあがっていってしまった。

      障子がバタンと倒れた。危なかった。

      部屋の見学に集中していたが、こういう時こそ物珍しい物を見て

      子ども達も興奮している。

      子ども達の行動を気を付けてみなければと思った。

       

      +++

       

      ダブルベッドの真ん中に両親で挟んだ形で子どもを寝かせている。

      今は大丈夫だけれど、今後、落ちそうで心配。

      どうしたら?

      ⇒ベッドの真ん中に寝かせる、ということ自体危険がいっぱい。

      できたら下で(お布団で)寝かせたほうがいい。

      間違いなく、落っこちる。布団からだって落っこちる。

      もしどうしてもベッドがいいならばベッドの周りすべてに布団なり

      座布団を敷く。

      柵も危険。柵は周囲全てに張り巡らされていないし、

      柵の間から落っこちる子もいる。

      ベッドが動かせないようだったら、一番端っこか中央に布団を敷いて

      子どもと母はそこで寝る、などしたらどうか。

       

      +++

       

      複雑型のけいれんを起こした。(一日に三回)

      それから発熱時にはダイアップを使用。

      病気だけれど、ヒヤッとした・・・

       

      ⇒けいれんの対処

      参考: http://baby.goo.ne.jp/member/ikuji/byoki/2/kenkou03_08.html

       

      注意)高熱が出ているときにぐるぐる巻きはNGです!

       

      +++

       

      二児を乗せて自転車でいつも走っていた。

      ヘルメットやベルトはしているが、いま思うといつも急いでいた。

      タクシーにぶつかった。

      とても怖かった。自分が我が子を殺してしまう恐怖を味わった。

      もう二度と急がないと誓って、それを実行している。

      命よりも大切な用事は、ない。

       

      +++

       

      今のところひやりとした経験はない。

      風疹、なぜ男性ばかりが騒がれるのかわかっていなかった。

      男性の方が意識が低いから?かと思っていた。

      繰り返し報道で見ていて、も理解していなかった。

      「男性が子どものころ、予防接種の対象ではなかったり、

      対象であっても受けていなかったりして、抗体がない人が多いため」とは

      知らなかった。

      再度詳しく NHKストップ風疹⇒http://www3.nhk.or.jp/news/stopfushin/

       

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      子どもが2歳のとき、危ないなーと思いながらも白玉だんごを食べさせたら、案の定のどに詰まった。

      本人もいっしょうけんめい飲もうとしていたところで、どん!と背中を叩いたら飲み込めたのでよかったが、とても恐ろしかった。

       

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      2歳のときにマンションの中庭にちょっとした浅い池があって、そこで遊んでいたら前から落ちてしまった。対面していて背中からばちゃんと落ちたが、本人はどうしたらいいかわからないようすで立ち上がることもできなかった。

      私がそばにいたからよかったけれど、いなければわからなかったと思う。

       

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      上の子が2歳、下の子が7〜8ヶ月だったころ。上の子が遊んでいたシールがぽろっと落ちていたらしく、それに気付かず、さらに下の子がそれを口にしてしまっていたのも気付かず。

      授乳しているときになにか飲みにくそうにしているな・・と思っていたらドバっと吐いてなかからシールが。全く知らなかったので、すみません、という感じでした。

       

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      2歳くらいのとき、朝、好物の巨峰をあげたのだけれど、保育園に行くため急いで食べなさいと急かしたらのどにうっうっと詰まらせてしまった。

      慌てて口に突っ込んで、取れたのだけど、本当は口に手を入れてはいけないとあとで知った(逆に奥に入ってしまう危険があるため、基本は背中をたたく)。

       

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      子ども4ヶ月。今まではヒヤリはないのだけど、猫を飼っているので、猫の行動が心配。一度足を噛んでしまったことはあったので、今後どうすればいいかなと考えている。

       

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      1歳。夫婦でイベントに参加して、親が集中して話を聞いていた。その後、子どもをバギーに乗せたら、ふと二人とも娘から目をはなしてしまった瞬間が。そのときバギーから落ちて、机に頭をぶつけた。周りに医療関係者が多かったのですぐケアしていただけたが、ふと、親が目を離してしまう瞬間があるんだということを実感した。そばに居ても危ないことがあるんだと思った。

       

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      急に子どもがたっちをして、テーブルの上にあった熱いコーヒーを手にこぼして手が赤くなってしまったことがあった。

      そのときは流水で冷やして赤みがひいたのでそれで終わったけれど、はじめて対処に困った。

       

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      ママイベントに子連れで行ったら、バイトの女の子が生後数ヶ月の子どもにも紙を渡してしまっていた。それに気付かず、飲んでいた。ふと見たときには細切れになっていた。

       

      最近食べ始めた納豆が、ノドに詰まりそうになった。完全に潰したつもりでも、2〜3粒残っていただけでもオエオエしたので、「ああ、そうなんだ」と。そこで初めて気付いた。

       

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      娘が節分の豆を鼻に入れてしまって、取れなくなり、病院へ駆け込んだ経験が。あとは階段から落ちたこと、(昔なので)体温計をかじってしまって水銀をなめてしまったことなどがあった。

       

      +++

       

      息子をお風呂に入れていたとき。いつも私が出てからだを拭いている間、湯船のなかでおとなしく立って待っていてくれていたのだけれど、ある日ふっと後ろに倒れ、そのまま手だけを出して完全にお湯に漬かってしまった。すぐ抱き上げて背中を叩いた。泣きながらもすぐに落ち着いてくれたのでよかったのだけれど、それ以来外で待たせるようにした。

       

      +++

       

      お風呂で転倒して、サッシの硬いところで頭を打ってしまった。

      ⇒対処法は?

      48時間様子をみる。嘔吐があるか否かがすごく大切。吐き始めたら夜でも病院へ。

      ⇒冷やしたほうがいい、の意味は?

      炎症を抑える意味。腫れ、痛みの緩和。時間がたってからでは意味がない。

      ⇒一番よい冷やし方は?

      場所にもよるけれど、丸いところ、おでこなどは保冷剤みたいなものだとあたらないので、ビニール袋に氷水を入れ、ガーゼなどでくるんで。やわらかくして、接地面を広くする。

      冷やすシート、のようなものは、正直気休め程度。がっつり冷やしたければ氷+水。ぴたっと密着させることが大切。

      たんこぶなどは、直後にしっかり冷やすか否かでその後の経過が違う。

       

      +++

       

      報告は以上です。

      「頭を打ったとき、冷やすことの意味&冷やし方(炎症を抑え、痛みを緩和する大切な意味が。ビニールに氷水で、ぴったりとつける)」というのと、

      「けいれんは、脳の異常な興奮なので、それ以上興奮させないために静かに横にしておく」というのが特に持ち帰れてよかったです。

      私自身確実にこの講座の日から行動が変わりました!

      | shirouiryo | 子どもの事故予防 | 10:41 | - | - | - | - |
      『抱っこひも』の安全な使い方
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                                                                                                                                ひだまりクリニック助産師 伊藤敦美

        東京都商品等安全対策協議会は、
        『抱っこひも等』
        から乳幼児が転落する事故が発生していることを受け、アンケート調査や事故再現実験を実施。
        平成2612月、東京都に対して、事故防止のための具体的な提言を盛り込んだ報告書が提出されました。

        全文はこちら

        https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h26/press/documents/26_houkokusyohonnbunn.pdf

        この報告書が提出された背景にある事故とはどのようなものだったのかを簡単にご紹介するとともに、
        『抱っこひも等』を安全に使用するための一般的なポイント等をご紹介します。

         

        ここでの『抱っこひも等』とは、抱っこひも、抱っこベルト、スリングなど、
        保護者が子どもを抱っこ、またはおんぶする際に使用するもの全般をいいます。


         

        【どんな状況で事故は起きたのか】
         

        報告書にある、117件の『抱っこひも等』からの転落事故(平成21266月)に
        目を通してみると、「我が家でも起きていたかもしれない」と、背筋がヒヤっとするような症例ばかりでした。


         報告書によると、事故の大半が、1歳未満の子どもでした。
        そのうち、入院を要した重症事例(頭蓋骨骨折等)は27件で、
        生後4か月以下の子どもに集中しています。

        事故の多くは頭部外傷であり、重症事例での転落時の高さは、90cm以上だったものが8割でした。
        具体的には、
        4か月以下の子どもは、前かがみになったときや、紐の調節が緩く、
        脇の隙間からすり抜ける事故が多い傾向にあります。

        4か月以上の子どもの事故の大半はおんぶに関するもので、
        その要因としては、着脱時に子どもが暴れたとき、次いで、前かがみになったときに転落したというものでした。

        以上のことから分かるように、事故の原因は、『抱っこひも』等のメーカーが推奨しない使用方法
        (前かがみの姿勢など)で使ったときや、ひもの調整不足によるものだということです。
        報告書には、保護者がメーカーの使用基準をきちんと守っていれば、
        ほとんどの事故は未然に防げたという趣旨の記載もあります。



         以下においては、保護者の方の『抱っこひも等』を使用する際の心構えや、
        着用時のポイント等について紹介していきます。


         

        【大切な我が子を抱っこをしているのは保護者の方で、抱っこひもではありません!】


        「自分の身にくくり付けているのは大切な我が子の命なんだ。」

        当然のことなのですが、改めて認識することは、とても大切なことだと思います。
        日常的に使っていると、どうしても注意レベルが下がり、この程度なら良いのではという気持ちが事故の芽となります。

        保護者の方がまずできることとしては、
        改めて取扱説明書に目を通し、メーカーで推奨している使用方法とは異なる方法で使用していないか
        確認することです。使い慣れた頃に改めて見直すと、また違う気づきがあるかもしれません。


        【安全な抱っこって??】

        可能性のある事故は、転落以外にも、股関節脱臼や、窒息などがあります。

        これらの予防する観点から、着用時の注意点について、一般的なポイントをお伝えしていきます。
        (より具体的な使用基準や方法はもう一度、説明書をきちんとご確認くださいね。)


         

        赤ちゃんの抱っこの高さや姿勢の作り方
        素手で抱っこする時の感覚と同じです。「この状態をひもで保持する」というイメージです。

        縦抱きの赤ちゃんの抱っこの高さは、おでこか顔にキスができるほどの高さで抱く
        お腹とお腹をぴったりつける
        赤ちゃんの顎と胸の隙間に少なくとも、指一本分の隙間をつくる
        (気道の圧迫による窒息の予防)

        脚は開脚させてお尻と同じか、より高い位置に膝が来るようにする
        (M字に開脚する。股関節脱臼の予防)

        見下ろせばすぐに赤ちゃんの顔色が確認できる
         


        着用時のポイント

         1. 腰ひものあるタイプは、腰の位置でカチッというまでバックルを締めましょう。
        腰のベルトの長さは、赤ちゃんを抱っこしても床とベルトが平行になる程度に調節し、締めてください。
        胴体とベルトの間からの転落や、使用者の腰痛を防ぎます。

         2. 赤ちゃんを迎え入れるのは低い位置で行いましょう。

        立った状態で行うと、床からの高さは1m以上あります。
        重大な事故の8割が90cm以上の高さからの転落でしたね。着脱やベルトの調節は低い姿勢で行いましょう。

        3. 背あての布と肩ベルトの調整を確認しましょう。

        背中を覆う布は、子どもの背中の中心を通っている

        子どもの脚は、布から左右対称に出ていて膝下が露出している
        ※『首座り前の補助製品』が必要な月齢の子どもは、この限りではない。

        抱っこの姿勢が保持できている

        肩を通るベルトは、動作ですぐに肩下へ落ちてきたり、お母さんと赤ちゃんの体幹が離れて、
        『背中の布にもたれかかってしまうような状態』にならない長さまで調節する


        4. 背中のベルトは肩ひもが落ちてこないように調節する

        5. 全てのバックルがきちっとしまっているのを確認した後、立ち上がりましょう。


        6. 抱っこをしている方自身の体はつらくないですか?

        つらい状態であれば、どこかを再調整する余地がある可能性があります。

         


        使用中の注意

        物を拾う動作をする際は、前かがみにはならずに一度腰を落として、拾いましょう

        常に子どもの様子を観察しましょう

        抱っこしていると、赤ちゃんは気持ちが良いためいつもより長く寝てしまうことが多いと思います。

        いくら正しく使用しても、長時間の同じ姿勢は負担が大きく、また、これからは暑くなる季節ですので、

        適宜休ませ、こまめに水分の補給をして、熱中症に気を付けてあげてください。


         

         最後になりましたが、慌てているときこそ丁寧に。快適に、安全にお出かけを楽しんでください。

        (参考)


        <シルミルマモル> 【 抱っこ紐からの転落に注意!】
        (運営:株式会社 メディアネットワークス)

        助産師・伊藤さん制作協力による「抱っこの姿勢や気をつけるポイント」を動画でご紹介〜
        http://www.shirumirumamoru.info/care/video03.htm

        熱中症について 
        http://shiroujournal.jugem.jp/?cid=4

        子どもが頭を打ったときについて 
        http://shiroujournal.jugem.jp/?cid=13

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        | shirouiryo | 子どもの事故予防 | 07:00 | - | - | - | - |
        子どもが頭を打ったとき・・・病院に行くべきか、それとも行かなくてよいのか―それが問題だー
        0
          病院に行くべきか、それとも行かなくてよいのか
          ―それが問題だー

          松戸市立病院 小児脳神経外科
          宮川 正先生

          ちょっと目を放した隙に、こども達は転んだり、落ちたりして頭を打つことがよくあります。
          そんな時、病院へ連れて行ったほうが良いのか、そのまま様子をみていて良いのか、保護者は、
          悩むことがよくあるでしょう。

           
          この稿では、これまでに報告されている研究を基に、こどもが頭を打った時、わたし達大人は
          どう行動すればよいのか、そのヒントを記載してみました。

           
          こどもの頭に外傷が加わる、と言ってもそのパターンは1つとは限りません。
          そこで、’齢 △韻の仕方(受傷機転といいます) 症状や状態 ぜ診のタイミングの
          4つの項目に分けて考えます。

           

           
          1. 年齢
          まず年齢ですが、顱2歳未満と髻2歳以上に分けて考えます。
          言葉で症状を伝えることが出来るかという観点から、通常2歳を目安に線を引きます。

           

          けがの仕方 受傷機転は、
          A軽度 B)中等度 C)重度の3つに分けます。

           
          1. 軽度の受傷機転とは…
          足が地面や床についた状態からの転倒や止まっている物へ頭をぶつけたといったものです。
          つかまり立ちをしていて後ろに倒れたとか、歩いていて机の角に頭をぶつけた、などは
          軽度の受傷機転に入ります。

           
          1. 重度の受傷機転とは…
          衝突の時車外へ放り出された交通事故や同乗者が死亡した交通事故、
          ヘルメットをかぶっていない状態で車と衝突した歩行者や自転車の乗車者、
          2歳以上なら1.5m
          以上、2歳未満なら0.9m以上からの転落、などです。
           

          転落の場合、2歳を区切りにして、高さが異なることに注意して下さい。
          頭蓋骨の硬さが違うためです。
           
          ちなみに階段ひとつは20cmとして計算します。
          5
          段目から転落した場合、1mの高さから転落したことになり、
          2歳未満は重度の、2歳以上は中等度の受傷機転となります。

           
          1. 中等度の受傷機転とは…
          AとC以外と考えます。
           
          1. 症状や状態
          症状や状態はいろいろな項目がありますが、次に示す6つの項目をよく観察して下さい。
          軽症頭部外傷の時にCTを撮るべきかどうか、を研究した『PECARN』という研究を基にした
          6つの危険因子です。

           

          【6つの危険因子】
          ■2歳未満では・・・


          ,覆鵑箸覆意識がおかしい
          おでこ以外の部分にこぶ(皮下血腫)ができているか
          5秒以上の意識消失
          重度の受傷機転
          触って分かる頭蓋骨骨折
          親から見ていつもと違うのか、をみます

          ■2歳以上では・・・
          ❶なんとなく意識がおかしい
          ❷一瞬でも意識消失があったか
          ❸吐いたか
          ❹重度の受傷機転
          ❺眼や耳の周りが黒くなっていないか
          ❻強い頭痛があるか、をよく観察します
           
          少し詳しく見てみましょう。
           
          ,❶の『なんとなく意識がおかしい』とは、
          眼が合わないとか、言っていることのつじつまが合わないなどの
          意識の内容が変化している時も当てはまります。

           
          △痢悗海屐戮枠乕罎硫爾砲任た血腫です。
          それが、おでこ以外にある場合、骨折や頭蓋内血腫に関連している可能性があります。

           
          と❷の『意識消失』ですが、2歳未満は5秒以上の、2歳以上は一瞬でも
          意識消失があれば受診が必要です.

           
          イ砲弔い討任垢、頭を打った時はよく頭を触ってみてください。
          凹んでいるとか、溝があるとかが当てはまります。

           
          Δ痢親から見ていつもと違うのか』は、おしゃべりができないこどもの場合、これが一番役に立ちます。
          なんとなくいつもと違うといった印象が大切です。

           
          ❸についてですが、2歳以上の場合,一度でも嘔吐があればCT撮影を考慮します。
           
          ❺についてですが、眼や耳の周りが黒くなるのは頭蓋底に骨折がある時に出現します。
          透明な液体が鼻や耳から出ている場合も受診が必要です。

           
          ❻についてですが、耐えられないような強い頭痛がある場合はやはりCTを撮ったほうが良いでしょう。
           
          PECARN』では、2歳未満のお子さんで,らΔ旅猝椶一つも当てはまらないのに、
          手術を含めた濃厚な治療をしなければならなかった確率は
          0.02%以下でした。
          我々が日本のこども達を対象に同様の研究を行った結果は
          0.7%でした。
           
          つまり、,らΔ△襪いからの項目の中でひとつも当てはまるものがなければ、
          まず大丈夫と考えるのが現実的です。

           
          逆に、,らΔ△襪いからの中で少なくともひとつ当てはまる項目があれば、
          CT撮影が必須あるいは推奨されるということになります。
          つまり、医療機関受診が必要です。

           
          担当医にPECARN6つの危険因子のうち、どれとどれが当てはまります」と伝えてみてください。
          家族と医療者が協働して築く、質の高い医療ができるはずです。

           
           
          ぜ診のタイミング
          それでは時間的にはどの時点で判断すれば良いのでしょうか?
          頭を打った場合、
          24時間、特に最初の6時間は気をつけろと言われています。
          何らかの症状が出るとしたら、6時間以内に出ることが多いからです。
           
          つかまり立ちをしていて転んだ、ソファーから落ちたなどのA)軽度の受傷機転の場合、
          すぐに医療機関を受診する必要はなく、,らΔ△襪い
          からの項目を中心に
          数時間程度経過をみるのが良いと思います。

           
          頭を切ったりして出血している場合、落ち着いて止血を行い、
          血が止まってから医療機関を受診して下さい.
          顔や頭は血流が豊富なため、ちょっとの傷でも出血が多いことがありますが
          慌てる必要はありません。

           114
          核家族化が進んだ現代、知恵を授けてくれるおばあちゃんは多くいません。
          インターネットにも誤った情報があふれています。
          上記を参考にしていただき、慌てることなく、医療弱者になることもなく、
          適切に賢く医療機関を利用して下さい。


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          | shirouiryo | 子どもの事故予防 | 05:31 | - | - | - | - |
          川など水辺での遊びについて
          0
            (しろうジャーナル No.71 2014年7月15日配信)



            川など水辺での遊びについて

            アウトドア流防災ファシリテーター あんどうりす




            ​ もうすぐ夏!川ガキだった私は、夏を心待ちにしています。でも、危なくないの?と、よく聞かれます。確かに、川や海、そしてプールで命を落とすニュースは多くあります。しかも毎年。



             事故を避けるため「絶対に水辺に近づかない」と言い聞かせるご家庭も多いことでしょう。ですが、子どもに好奇心が芽生え、ひとりで出来る事が増える時期、それではかえって危険になると感じています。



             小学生になるまで1度も川遊びしたことがないお子さんを川に連れて行った時の事。河原の石で、滑ったり転んだり。重心のとり方がわからない様です。



            岩の上から川にむかって飛び込む時、通常は、岩から離れるようにジャンプします。水面下の岩を避けるためですが、いきなり垂直に落ちようとしたお子さんもいました。



            流れがなくて色の濃い場所は深い、膝より上に水が来る場所で流速があれば簡単に流されてしまう、これらは体験でわかるようになりますが、未体験だと危険な所にばかり近づいてしまいます。



             他方、無謀な場面もよく見かけます。親子だけでは過剰なまでに忌避しているのに、人任せにできる集団で、バーベキューで気が緩みまくっているのは何故なのでしょう?



             無謀でも禁止でもなく、安全に行動するスキルこそ親も子も指導者も学んでおかねばならないのではないでしょうか。無謀との違いは、危険が伴うことを前提にしています。禁止と違うのは、条件付きの許容なので、安全条件が整わない場合、こども自ら、友達の誘いを断る事ができます。



             具体的方法のすべては、ここに書ききれません。こちらのサイトが詳しいので是非チェックを。

             水辺の安全ハンドブック 河川財団



             ここでは、ポイントを絞って説明します。



            〈ライフジャケットをつける〉

             泳げるから大丈夫という問題ではありません。水中で空気を含んだ泡ができると、水の比重が変わります。人の浮力だけでは浮かび上がれません。ライフジャケットは必ず着用する。着用なしでは水辺に行けない事を徹底してください。股紐がないと、救助の際、脱げてしまいます。





            〈正しい流され方を知る〉

             事故が起きる事を前提にして「ディフェンシブスイミング」という言葉を検索してみてください。お腹を上にして川下に足をむけて、ぷかぷか浮かぶのが正しい流され方です。岩があったら蹴飛ばして進路方向します。普通に泳ぐ姿勢は、川底の障害物に足がひっかかり抜けなくなります。ともあれ正しく流される遊びは楽しいです。アウトドアの人気アクティビティなのです!



            〈救助道具を持つ〉

             代替手段もありますが、スローロープという専門道具は投げ入れやすいです。流された人は仰向けのままロープを掴みます。テレビやマンガででてくる救助方法は間違ったものが多いので真似をしないでね。



            〈地形を知る〉 

             私なら絶対に子連れでは行けないと思う、川幅が広く流速もある場所で、他の人がいる安心感なのか、バーベキューの魅力なのか、川遊びされています。川幅があっても浅く下流にすぐトロ場という流れがない場所があれば、流されても助けられますが、それ以外では難しいです。



            コンクリート護岸は急に増水しやすく、テトラポッドなどの人工物は、水流が複雑になるので、川でも海でも危険物です。海では沖にむかって離岸流が発生しやすい場所があります。陸と平行に泳いで離岸流を抜けてから陸にむかう知識は必須です。



            〈川下に立つ〉

            川は上流から下流に流れるので、親は常に子より下流側に立ってください。川遊びはこどもを追いかけなくていいから辛くなくて楽しいと感動していた方もいました。



            〈危険な食事の準備と後片付け〉

             食事の準備と後片付け時間での事故例が多いです。こどもを見ていません。どうしてもバーベキューするなら、ずっと子どもを専門に見ている人を置くべきです。おむすびだけでも充分遊べます。

             

            〈靴を選ぶ 服を選ぶ〉

             流されたものを追いかけて深みにはまるパターンが多いです。脱げない靴にして、おもちゃも不要です。靴のメッシュなどの目が荒いと石が入りやすく、石をとろうとして流されるパターンもあります。泳がない親でも化繊のすぐ乾く服を着て下さい。ジーンズの指導者を見たことがありますが、救助する前に溺れます。



            〈天気を知る〉

             当日の天気だけでなく、前後の天気を調べてください。川は1週間ほど増水したままというケースがあり当日晴れているだけではNGです。



            低気圧が近づいた海も高波が来ます。雨雲や雷はお天気アプリで随時予測を確認できます。上流で雨が降れば増水します。決行の判断をする際、天気以外の「今日しかあいてない」等の情報を入れてしまうと判断を誤ります。



            〈それでも楽しい水辺の遊び〉

             水辺で安全に遊べる知恵を学んで、この夏多くの方が体験できますように。冷房いらずの涼しい水辺。魚とたわむれるワクワク感。遊びを作り出しながら際限なく遊ぶ経験。



            親が想定した遊びをしなくても、こどもにぴったりの遊びを自然が教えてくれます。親子の可能性が広がります!

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            | shirouiryo | 子どもの事故予防 | 08:00 | - | - | - | - |
            小さな子どもと一緒の夏のお出掛け時に気をつけたいこと
            0
              横堀真帆(小児救急看護認定看護師)

              今年もだいぶ暑くなってきました。もうすぐ夏休み、行楽シーズンです。
              車での長距離移動の機会もふえるかもしれませんが、6歳未満のチャイルドシート使用率は56.8%、しかもそのうちの多くが誤使用であるという調査結果が出されています。携帯電話でもできる「チャイルドシート装着簡単チェック」などもありますので、ぜひお出かけ前に確認してみてください。

              防げたはずの車内における子どもの事故は絶えませんが、普段から子どもの年齢に合わせて車内でのルールを作ったり、時間に余裕をもって出かけたり、暑い時期は保冷剤を上手に利用したりと、大人が少し工夫をすることで子ども達を守っていけたらステキですね。

              ベビーカーでのお出かけも同様に、安全ベルトをきちんと使用してあげましょう。地面からの照り返しで大人が感じるよりもベビーカー周辺の気温は高くなっていることが多いです。熱中症への注意も怠らないようにしましょう。

              夏のお出かけで気をつけたいことは、まず、子どもの服装があります。どこでもすぐにシャワーを浴びたり着替えたりができる環境とはかぎりません。熱がこもってしまわないように、風通しがよく、吸湿速乾性の高い素材のものを選びましょう。

              綿100%のものなどは背中にタオルやパシーマ(※1)のようなものをはさんであげるとよいでしょう。

              また、夕方のお散歩や山に行くときなどは、長袖長ズボンなどで素肌の露出を避けましょう。蚊や虫刺されから守るためです。


              毛虫やチャドクガなどが素肌にふれてしまったときは、まずその場所にテープを貼ってベリッと剥がし、それから水で洗い流します。毒毛などを除去してから洗わないとその水が伝わったところ全体まで痒くなったりかぶれたりしてしまいます。貼りつけたテープを剥がすとき、皮膚まで一緒に剥がしてしまわないように気をつけましょう。
               
              ビーチで気をつけたいこととしては、素足で歩いたときに足の裏をやけどする、ということがあります。ガラス片や尖ったものが落ちていることもありますので、裸足で歩かせてあげてもいい時間帯や場所を、大人がしっかり選んであげましょう。水の事故にも気をつけてください。

              そして、旅先で食べなれない物を食べることは、小さな子どもにとっては体調を崩す元になります。地元の名産品であっても生ものや初めての食材をトライすることは控えましょう。

              楽しいことが続くこと子ども達は疲れを忘れて遊んでしまいます。適度な休息と脱水予防の水分(電解質)補給はもちろんのこと、エネルギー補給にも気を配りましょう。補食としては疲れや糖分不足による自家中毒予防のため、脂肪分(チョコレートなど)のとりすぎは避け、糖質(ビスケットなど)がオススメです。

              お泊りの場合、今年は節電のために扇風機を使用している旅館などもあるかもしれません。扇風機で気をつけたいことは大きく2つあります。

              ひとつは「風による冷却効果」と呼ばれる低体温&脱水です。扇風機使用時は弱風で首振りにし、上方を向けましょう。

              もうひとつは、扇風機の回転するファンによる指のケガです。100円ショップなどでも売っているメッシュカバーを持参すると安心です。吹流しなどの飾りがついているものはかえって子どもの気を引いてしまい事故につながる可能性がありますので、購入時には注意してください。

              夏のお出掛けに限らず、小さなお子さんを連れてお泊りにいくときは、念のため現地の小児急患診療情報をあらかじめインターネットなどで調べておくことも心がまえになります。持病のあるお子さんは症状が出てしまったときの対応をかかりつけの先生と相談してから出掛けましょう。この夏もお子さんの健康や安全に気をつけて楽しい思い出を作ってください。

              ※1(パシーマ (PASHEEMA) とは、福岡県の龍宮株式会社が製造する、医療用の脱脂綿を中綿に用い、医療用レベルのガーゼで包みキルティングした生地の総称)
               
              | shirouiryo | 子どもの事故予防 | 15:10 | - | - | - | - |
              「事故予防」について
              0
                (しろうジャーナルNO.11 2009年7月15日 配信)

                「事故予防」について

                小児救急看護認定看護師・横堀真帆さんより

                もうすぐ夏休み。シャワーやビニールプールなど、水の恋しい季節ですね。ご家庭でのお子さんの事故予防対策
                は万全ですか?

                小さな子どもの事故は圧倒的に家庭内で起こることが多いです。

                床が濡れていたり石鹸で滑ったりして転んで頭
                を打ったり、カミソリで切ったり、洗剤を食べてしまったり、溺れたり・・・。洗面所や水周りは事故が起きやすい場所でもあります。

                子どもは頭が重たいですし、水深が
                5cmあれば、つまり口と鼻が覆われてしまえば、簡単に溺れてしまいます。

                水を張ったバケツに手をかけて転倒し頭がはまり込んでしまったり、洗濯かごにのぼって洗濯
                機を覗き込んで頭から水の中に落ちてしまった子もいます。

                トイレで溺れてしまった子もいました。

                ハイハイができるお子さんであれば、知らない間に浴室や洗面所に入ってしまうこともありますので、ドアに鍵を
                つけるなど身の回りの安全を見直してみてください。

                お風呂やビニールプールには短時間であっても子どもだけに
                しないことや、準備や後片付けにおいても子どもが1人で近づけないような工夫をしましょう。

                ちなみにあたたか
                なお風呂のお湯とつめたいプールの水でくらべると、脳に与えるダメージはお湯のなかで溺れたほうが大きいです。

                お風呂場は危険もいっぱいですが、大好きなお子さんも多いですね。

                少しの工夫と気配りでお子さんに安全をプレ
                ゼントしてあげましょう。

                また、外遊びのときは帽子をかぶせてあげたり、
                OS-1のようなものを上手に利用してこまめな水分補給に努めましょう。

                バギーでの移動も照り返しで思わぬ暑さになっていることがあるので注意が必要
                です。

                道路や公園などのマンホールや排水口などの金属部分は灼熱の日光を浴びてかなりの高温になっています。

                はだしでのヤケドにも気をつけてあげましょう。

                各年齢別死亡率を他の先進諸国とくらべてみると、日本は14歳だけが突出して高いということをご存知でしょうか?

                そして、日本の子どもたちの死亡原因の第一位は
                40年間もかわらずに「不慮の事故」です。この事故で命を落とした子ども達の背後では、さらに多くの子ども達が事故に遭い医療機関を受診しているのです。

                この「『不慮の
                事故』の大半は予防可能」であったと言われています。

                そして、移動ができるようになったから転落、指で小さな
                ものがつまめるようになったから誤飲、といった具合に「子どもの事故はその子どもの発達段階と深いかかわりがある」こともわかっています。

                子どもから
                24時間365日目を離さないでいることは不可能です。

                でも、子どもの発
                達と行動特性を知り環境に配慮することは大人の責務であると言えます。

                行楽シーズンでもありますが、チャイルドシートや自転車ヘルメットを正しく使用して楽しい夏休みをお過ごしください。

                バギーでのお出かけは腰だけでなく肩のベルトも忘れずに。
                | shirouiryo | 子どもの事故予防 | 09:00 | - | - | - | - |
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